みなさんこんにちは!
今日は今年の巨人躍進の大功労者中島選手を取り上げたいと思います!
中島選手ですが、昨年の成績と今年(9/20時点)を比べると
【昨年】
【今年】
そして今日もホームランを打ちましたしね!
もう38歳ベテランの中島選手にここまでの復活劇は正直想像していませんでした!
今年のこの活躍の裏には、石井琢朗コーチとのフォーム変更があります!
それではまずフォームの違いをご覧いただきましょう!
(中畑さんに解説されてる……( ;ᵕ; ))
【 中島宏之 OP戦 打率.343 HR4 】
— おいコー🌟55▶️ (@Victory_Cyclone) 2020年3月14日
去年と比べると
無駄を削ったシンプルなフォームへ
中畑清
「この状態続いたら、5番辺り打っても」#中畑清 #ジャイアンツ #giants #中島宏之 pic.twitter.com/s8x4ZSOc6x
見てお分かりだと思うんですが、
バットを構える位置
これが明らかに違いますね。
私、中島選手の前のフォームを高校時代マネして自分のフォームにしてたんですよ…
前のフォームの意図は
①ボールに当たる瞬間(インパクト)まで距離を取ること。
②右脇を大きく開けること
この2つだと思います。
①については、
これは物理法則になりますが、空気抵抗より強い力を加え続ければバットスピードは速くなります。
なので、始動から当たるまでの距離を取ったほうが強い打球が打てます。
※一般的に流すより引っ張るほうが強い打球が打てるというのもこの理論のままです。
引っ張るほうがボールを捉える位置が前にあるので、距離をとれるのです!
②については
①でちょこっと言ったように流すときには力が弱くなります。
じゃあどうやったら流して、強い打球が打てるか?
この鍵が右手です。
基本的に前の手でバットを操作して、後ろの手で力を込めます。
右打者の中島選手だと力を込めるのは右手です。
この右手を意図的に極端に後ろに引く、つまり右脇を開けることで距離が取れて力が入るのです。
こうやって中島選手は右方向に強い打球を飛ばしていました。
ただ普通に考えればわかるように、このフォームの欠点は動作が大きいんです。
まぁ、バットをよく引いてそっからうつんですからそりゃそうですよね。
となると、始動から捉えるまでの時間もたくさんかかります。
ここが歳を取るにつれてしんどくなるんですよね。
歳を取ると反射神経が悪くなるので、この始動からの時間がいままで以上にかかっちゃうんです。
そうなると、今までの若いときのイメージで振ると振り遅れます。
じゃあ始動を早くしよう!
こうすると、フォークなり変化球のボール球を見分けられなくなるんですよね。
野球って難しい。
ただ、若いときはまだ細身であったりもしますし、技術もないので力で飛ばそうとしますが、今の中島選手ほどの技術であればそんなに力を込めなくてもボールは飛ぶんですよね。
※具体的に言えば、打つときにどれぐらいの角度でバットを入れるか?
遠心力を効かせるように打つか?など細かいことがたくさんあります。
そしたらこんなにバットを引かなくてもいいんです。
そういった思考でフォームを変更したと思いますし、大大大正解ですね。
これならまだ数年はいけますし、2000本安打も見えてきます。
当然来年も契約されるでしょうし、この歳で新境地を見た中島選手をまだまだ応援していきたいと思います!
それでは、このへんで!
また!